元米軍属に無期懲役 沖縄女性殺害の裁判員裁判

 
ケネス・シンザト被告(ビジネス向け交流サイトのリンクトインより)

 沖縄県うるま市で昨年4月、女性会社員=当時(20)=を暴行し殺害したとして、殺人などの罪に問われた元米海兵隊員で軍属だったケネス・シンザト被告(33)の裁判員裁判で、那覇地裁(柴田寿宏裁判長)は1日、求刑通り無期懲役の判決を言い渡した。市民から選ばれた裁判員の判断が注目されていた。

 事件をめぐっては、沖縄で反基地感情がわき起こり、日米地位協定の見直し議論が再燃。両政府は今年1月、軍属の範囲を縮小する補足協定を結んだ。

 シンザト被告は殺人罪について無罪を主張する一方、強姦致死と死体遺棄の罪は認め、公判は殺意の有無が争点だった。

 起訴状などによると、昨年4月28日午後10時ごろ、うるま市の路上でウオーキング中だった女性を乱暴目的で襲い、頭を棒で殴打。ナイフで首付近を刺すなどしたが、目的を遂げられず、一連の暴行で殺害したとしている。