トランプ氏、捜査協力の元陣営顧問は「下っ端の嘘つき」とツイッターで非難

ロシアゲート疑惑
「若く、ほとんどだれも知らないボランティアであり、うそつきであることが証明されている」と書かれたドナルド・トランプ米大統領のツイッター

 【ワシントン=加納宏幸】トランプ米大統領は10月31日、ロシアの米大統領選干渉疑惑の関連で起訴され、モラー特別検察官の捜査に協力しているトランプ陣営の外交顧問だったジョージ・パパドプロス被告を「ほとんど知られていない若い下っ端のボランティアであり、嘘つきであることが証明されている」とツイッターで非難した。

 パパドプロス被告を陣営の意思決定に関係していない小物に見せる狙いがあるとみられる。サンダース大統領報道官も31日の記者会見で、トランプ氏が被告と会ったのは「大人数の会議で一度だけ」だとし、陣営のボランティアとして最小限の役割しか担っていなかったと強調した。

 しかし、トランプ氏は共和党候補指名を争っていた昨年3月、ワシントン・ポスト紙に対して陣営の外交政策チームを明かした際に、被告の名を挙げて「エネルギーや石油のコンサルタントで優秀な人物だ」とたたえていた。

 また、モラー氏が公表した書面では、パパドプロス被告がロシア政府関係者や仲介者と接触した内容を複数の陣営幹部にメールで報告していたことが明らかになっている。