艦長らを解任へ 米海軍「落ち度はわが方にあった」

米イージス艦衝突

 【ワシントン=黒瀬悦成】静岡県・伊豆半島沖で今年6月、米イージス駆逐艦「フィッツジェラルド」とコンテナ船が衝突し米兵7人が死亡した事故で、米海軍のモラン作戦副部長は17日、同艦の艦長と副長、部隊最先任上級兵曹長の3人を解任する方針を明らかにした。事故当時に艦橋などで見張りについていた乗組員も処分される見通し。処分は18日に伝達される。

 モラン氏は国防総省で記者団に対し、事故当時の状況について、フィッツジェラルドが通常任務を終えて帰港する際、周辺の海域が混雑してきたにもかかわらず、艦橋の乗組員らが「いずれかの時点で状況認識ができなくなった」と指摘した。その後、貨物船の存在に気付いたときには「回避行動を取る余裕もなく衝突した」と説明した。

 モラン氏は「事故原因に関する調査は数週間以内に完了する」とし、事故原因は明言しなかったが、「落ち度はわが方にあった」と指摘した。