前補佐官の資料提出要請 特別検察官がホワイトハウスに

ロシアゲート疑惑
モラー特別検察官(AP=共同)

 米紙ニューヨーク・タイムズ電子版は4日、米大統領選をめぐるロシア疑惑を調べているモラー特別検察官の捜査チームが、トランプ政権の大統領補佐官(国家安全保障問題担当)を辞任したフリン氏に関する書類を提出するようホワイトハウスに要請したと伝えた。複数の関係者の話としている。

 モラー氏の捜査チームが政権に書類提出を求めたのが明らかになったのは初めて。トランプ大統領は連邦捜査局(FBI)長官だったコミー氏にフリン氏への捜査中止を求めたとされるが、モラー氏の指揮下で捜査が進展していることをうかがわせた。

 捜査チームはまた、フリン氏が昨年の米大統領選中にトルコ政府から秘密裏にお金を受け取っていなかったかどうか関係者から事情聴取したという。

 フリン氏は政権移行期に駐米ロシア大使と米国によるロシア制裁について協議していたことが発覚し、2月に辞任した。(共同)