新曲でEU離脱風刺 ミック・ジャガーさん

 

 英ロックバンド、ローリング・ストーンズのボーカル、ミック・ジャガーさんが英国の欧州連合(EU)離脱などを風刺した新曲「イングランド・ロスト」など2曲を発表した。

 曲はサッカーのイングランド代表が負けた試合を見たファンの心情を描いているが「移民の話をするのはうんざり」と、EU離脱を決めた国民投票で争点となった移民問題に対する国内の疲労感を取り上げた。

 また「今は家にいなくてはならない。シャッターとドアに鍵をかけて」と歌い、離脱で他の欧州諸国から孤立する英国の姿を重ねた。

 もう一つの新曲「ガッタ・ゲット・ア・グリップ」では、EU離脱のほか、過激派組織「イスラム国」(IS)台頭や「フェイクニュース(偽のニュース)」拡散などの問題を歌詞にちりばめ、混乱する世界を表現した。

 ジャガーさんは「曲のインパクトが薄れるかもしれず、来年まで待ちたくなかった」と7月中の発売を決めた。(共同)