「露側と共謀ない」 クシュナー氏、上院委に声明提出

ロシアゲート疑惑
クシュナー氏(AP)

 【ワシントン=加納宏幸】トランプ米大統領の娘婿、クシュナー大統領上級顧問は24日、ロシアの米大統領選干渉疑惑を調べている上院情報特別委員会で非公開の聴取に応じた。クシュナー氏は昨年6月、トランプ氏の長男、ドナルド・トランプ・ジュニア氏とロシア人弁護士の会談に同席したが、聴取に先だち同委に提出した声明で大統領選のトランプ陣営とロシア側の「共謀」を否定した。

 クシュナー氏は声明で「私は共謀していないし、陣営の誰も外国政府と共謀していないと認識している。私は不適切な接触はしていない」と発表した。

 ロシア側は、大統領選で民主党のクリントン元国務長官に不利になる情報を提供するとして昨年6月の会談を持ちかけた。クシュナー氏はジュニア氏の誘いで出席したと認めたが、短時間、同席した際に選挙に関する話はなかったとした。これを含めて政権発足前に計4回、ロシア側と接触したことを認めたものの選挙や対露制裁に関する議論はしなかったと強調した。

 25日には下院情報特別委員会でも非公開の聴取に応じる。上院司法委員会はジュニア氏らに26日の証言を求めていたが、延期になったと報じられている。