クシュナー氏が上院委で聴取へ 「共謀」否定か

ロシアゲート疑惑
聴取に応じるクシュナー大統領上級顧問(AP=共同)

 【ワシントン=加納宏幸】トランプ米大統領の娘婿であるクシュナー大統領上級顧問は24日、ロシアの米大統領選干渉疑惑を調べている上院情報特別委員会で非公開の聴取に応じる。クシュナー氏は昨年6月、トランプ氏の長男、ドナルド・トランプ・ジュニア氏とロシア人弁護士の会談に同席したが、大統領選のトランプ陣営とロシア側の「共謀」について否定するとみられている。

 ロシア側は、大統領選で民主党のクリントン元国務長官に不利になる情報を提供するとして会談を持ちかけた。委員は情報提供へのロシア政府の関与についてただす見通しだ。

 また、クシュナー氏が政権移行期の昨年12月初め、当時のキスリャク駐米ロシア大使(22日に任期終了)に米露間の秘密の通信回線設置を打診したと報じられた問題も焦点だ。

 クシュナー氏はこれまで議会側の調査に協力する意向を伝えており、25日には下院情報特別委員会でも非公開の聴取に応じる。

 一方、上院司法委員会はジュニア氏、トランプ陣営選対本部長だったマナフォート氏に26日の証言を求めていたが、延期になったと報じられている。