PR

WIRED WIRED

自宅からのリモートワークで集中力を保つために、わたしたちがやるべき「3つのこと」

 コロナ禍でリモートワーク(在宅勤務)をする人も少なくないが、自宅で集中力を保ちながら仕事をするのは至難の業だ。こうした問題を解決するために、わたしたちにできることはある。なかでも知っておくべき「3つのこと」を紹介しよう。

TEXT BY WILL BENDINGFIELD

TRANSLATION BY CHIHIRO OKA

WIRED(UK)

TWOMEOWS/GETTY IMAGES
TWOMEOWS/GETTY IMAGES

新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)は、生活のあらゆる側面に影を落としている。例えば、多くの人が自宅から仕事をしているが、すぐ手の届く場所に気の散る原因になるものがたくさんある。それに不安なニュースが絶え間なく流れ込んでくる状況では、仕事に集中することが難しいと感じても当然だろう。

いずれにせよ、わたしたちの意識は常にどこかをさまようようになってしまった。どうすればこの問題を解決できるのだろうか。

低下する集中力と、積み上がる認知負荷

実際に集中力は低下している。ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンの研究によると、被験者の不安とストレスの水準が通常時の平均を上回っていることが確認されており、この状態は人間の集中力に影響を及ぼす。

ローハンプトン大学で哲学を教えるマルコ・サンドリーニは、「不安が一定水準まで高まると眠れなくなります」と話す。「経済的な面で不安があるかもしれません。とにかく、こうしたことによって集中できなくなるのです」

バークベック・カレッジの組織心理学の専門家アラン・レッドマンは、不安な気持ちでいると集中するために必要な認知機能に支障が生じるだけでなく、目の前のことから注意がそれてしまうと指摘する。また、夢をよくみるようになるのも通常よりストレスを感じている兆候で、睡眠をきちんととれていない可能性がある。

レッドマンは「誰もが普段より大きな認知負荷に晒されています」と指摘する。「それに今年は自由に休暇をとることができず、とれたとしても例年とは違うかたちになりました。日々の外出で気分転換することも難しくなっています。わたしたちは休暇や外出によって仕事に必要な体力を回復しているので、これは最悪な状況です」

認知負荷は、いまこの瞬間にも積み上がっている。人間の脳をコンピューターに例えれば、演算装置の性能は限られているのに処理しなければならないタスクがたまっている状態だ。

レッドマンは「マルチタスクという言葉はよく知られていますし、職場では複数のことを並行してやる能力が求められるでしょう」と言う。「一方で、人間の脳はマルチタスクが苦手です。一度に対応できることや負荷の量は人によって異なりますが、生産性を上げるには認知負荷の限界に敏感であることが必要になります」

1)ひとつのタスクに集中する

レッドマンによると、重要なことはひとつのタスクに集中することだ。さもなければ目標を達成することは難しい。スマートフォンの通知をオフにして、アプリも閉じてしまおう。自分だけの部屋があるならドアは閉めておく。

経営心理学者で女性向けのビジネスコーチングを手がけるジェス・ベイカーは、先延ばしにも注意すべきだと指摘する。わたしたちはどうすればいいかわからなくなると、ものごとを先延ばしにしがちになる。しかし、複雑な問題は管理可能なレベルに分割して、とにかく前に進むことが大切だという。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ブランドコンテンツ