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せめて自撮りのときだけでも“整形”したい!? 「手術なしで顔を整える」動画が大人気の理由

 依然として「画像」がSNS世界を支配するなか、美容グッズを使用した自宅での“整形術”を紹介する動画が人気になっている。外科手術を受けなくても鼻の形や顔の輪郭が改造できると謳うグッズは、日本からアジア、世界へと広まった。しかし、本当に効果はあるのだろうか。

TEXT BY EMMA GREY ELLIS

TRANSLATION BY YASUKO BURGESS/GALILEO

WIRED(US)

PETER DAZELEY/GETTY IMAGES
PETER DAZELEY/GETTY IMAGES

「さあ、みんな!」

何十人もの若い女性たちが、TikTokでユーザーに呼びかける。そして彼女たちは、手のひらで顔の下半分を隠してカメラをのぞき込み、こう続けた。

「鼻の形がきれいになったか、チェックするよ!」

あるいは唇が自分の顔の欠点だと思っている場合は、「唇がぷっくりしたか、チェックするよ!」といった具合だ。

ブライソン・ティラーの曲「How About Now」をバックに画面に映し出されるのは、以前の鼻や唇が写っているさまざまな写真だ。自撮り写真や学生時代の写真、卒業プロムの写真のなかにいるのは、どれもごく普通の外見をしたティーンエイジャーの女性たちである。それから音楽のビートに合わせて、“新しい顔”が披露される。

この“新しい顔“を見てみると、同じ女性なのに鼻が小さくなっていたり、唇がふっくらしたりしている。その変身ぶりに対して次々とコメントがなだれ込む。おおげさに騒ぎ立てる人もいれば、不満をあらわにする人もいる。こうしたクリップは、あれこれ組み合わせて編集されてYouTubeに投稿されると、さらに数千もの視聴回数を獲得する。

「自宅で整形」とSNSの好相性

もちろん、それらの動画に映っている人たち全員が、美容整形手術を受けて唇をふっくらさせたり、鼻の形を整えたりしているわけではない。美容整形手術は決して安くないし、いずれにせよ親から許してもらえないことが多いからだ。

そこで、手術が受けられないことと、TikTokなどのイメージを重視したプラットフォームに感化されて美容整形手術への関心が高まっていることもあって、とあるサブトレンドがソーシャルメディアで盛り上がりを見せている。それは、外科手術を受けずに顔を改造して、より魅力的な自撮り写真を撮る方法を紹介する動画だ。

ある女性は、ファンクバンド・ウォーの「Lowrider」に合わせてシミーダンスを踊っているが、その鼻にはプラスティック製の洗濯ばさみのような矯正用のノーズシェイパーがついている。ほかにも、頭と首に巻き付けて耳の後ろで留めるタイプの小顔矯正用ベルトを付けた人などがいる(8時間の着用が推奨されている)。

YouTubeでも同じだ。例えば、顔の皮膚を後ろに引っ張って輪郭を整えられるテープの貼り方を紹介している動画がある。そのほうが、顔が引き締まって目が大きく見える「素晴らしく完璧な写真」が撮れるのだという。

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