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プログラミング言語「Python」の人気が止まらない理由とは? 人気ランキングから見えてきたこと

これに対して、チュートリアルやサンプルコード、オープンソースのコードライブラリーの対応バージョンがはっきりしないPythonは、敬遠されやすかったかもしれない。しかし、移行が原因で失われた開発者がいたとしても、それを補って余りある人が、新たにPythonに“改宗”したようだ。

人気の理由は「万能性」

Pythonがいま人気を集めている理由のひとつとして、オグレーディは万能性を挙げている。グーグル、Dropbox、インスタグラムのほかにも、たくさんの小さなベンチャー企業がPythonをあてにしている。また、多くの科学者や数学者が好むデータ処理言語として、Pythonは学術界にも定着している。

RedMonkのプログラミング言語ランキングは、Q&Aサイト「StackOverflow」における各言語の質問数と、マイクロソフト傘下のサービス「GitHub」でホスティングされているプロジェクト数という、2つの尺度に基づいている。ソフトウェア開発コミュニティーにおけるトレンドに照準を合わせているわけだ。

RedMonkの評価は、少なくともPythonに関しては、ほかの評価と一致している。StackOverflowの調査によるとPythonは、JavaScriptと、データベース・クエリ言語「SQL」に次ぐ、3番目に幅広く使われているプログラミング言語だった(このランキングではHTMLは除外されている)。

また、回答者のお気に入りの言語でも、Pythonは2位に入っている(1位はRust)。一方、各言語の検索エンジンの結果数を集計するTIOBEインデックスでも、Pythonはこの数年で人気が高まっており、現在はJavaと「C」に次ぐ3位になっている。

注目株はグーグルの「Dart」

RedMonkの最新のランキングは、トップ20にあまり動きがなかった。そんななか、オグレーディはさらに下位の有望株「Dart」に注目している。Dartはグーグルが開発する言語で、過去1年半で33位から24位へと、順位を9つ上げている。

Dartは、ウェブブラウザー内で実行するソフトウェアを書くための言語だ。DartのコードはJavaScriptに変換され、JavaScriptは事実上すべてのモダンなブラウザーが対応している。

Dartの人気急上昇についてオグレーディは、18年12月にグーグルが公開したオープンソースのプログラミング・フレームワーク「Flutter」で使われているためだろうと説明している。

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