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「オンラインでの講義」は、こうすれば聞き手を引きつける魅力的なものになる

 新型コロナウイルスのパンデミックによって高等教育機関の閉鎖が相次ぐなか、学生を引きつけることのできる魅力的なオンラインでの講義が求められている。サウスイースタン・ルイジアナ大学の物理学教授が、自らも実践している方法を解説する。

TEXT BY RHETT ALLAIN

TRANSLATION BY CHIHIRO OKA

WIRED(US)

ALFONSO DI VINCENZO/KONTROLAB/LIGHTROCKET/GETTY IMAGES
ALFONSO DI VINCENZO/KONTROLAB/LIGHTROCKET/GETTY IMAGES

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、大学など高等教育機関の一時閉鎖が相次いでいる。学校は講師にオンラインで講義するよう求めているが、教える側は戸惑いを隠せない。最大限の効果を出すには。どうすればいいのだろうか。

検討を要する問題は非常に多く、またそのすべてに正しい答えがあるわけではない。だが、物理学を教える立場として、教授法についてはこれまでいろいろと考えてきた。そこで皆さんの疑問に対して一定のガイダンスを提供したい。なお、科学分野を教えることが前提になっているが、さまざまな科目への応用が可能なはずだ。

どんなオンライン授業にする?

まず考えなけれはならないのは、具体的に何をするかだろう。なかなかの難問である。というのも、ほとんど人は今回のような事態には備えていなかったはずだからだ。それでも、最低限のところから上級編までいくつかの選択肢がある。

■教科書を読むことを宿題にする

 教科書の特定のページを読んでくるよう求める。だが、これが理想のやり方ではないことは、誰もが同意するだろう。

■PowerPointの資料をオンラインで見られるようにする

 皆さんの授業ではスライドを見せる以上のことがされているよう願っているが、もし普段からそういう形式の講義をしているなら、オンラインへの移行は容易だろう。

■教える内容と関連するYouTubeの動画をシェアする

 最初の2つと方向性は同じだが、ここでは動画を活用する。YouTubeなら講義の参考になる動画が確実に見つかるはずだ。

■動画を作成してネットに上げる

 わたしはかなり前からこれを実行している(特に気に入っている動画へのリンクを張っておこう)。自分で作成した動画なら、内容は講義と必ず一致する。それに意外と楽しくて、将来的にも動画のアップロードを続けたくなるかもしれない。

■ビデオ会議用のプラットフォームを使う

 「Google Meet」や「Zoom」が有名だ。Slackを使っている人もいるかもしれない。大学の講義は企業の会議とは違うが、こうしたプラットフォームを使えば双方向のコミュニケーションをとれる。相手の顔が見えないことでイライラするようなことは避けられるだろう。

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