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死せる名優たちが、デジタル技術で“復活”する時代がやってくる:「故人の代理人」がハリウッドで存在感

俳優の労働組合である「SAG-AFTRA」は、すべての州に対してロビー活動を展開し、亡くなった有名人の肖像の利用を巡る保護策の制定を働きかけている。「(デジタルによるアイデンティティの再利用を)労働組合は懸念していると思います。まだ現実にはなっていませんが、再利用の仕方によっては俳優を再び抜擢する代わりの手段として乱用される恐れもあります」と、ロスマンは言う。「健在である有名人にとって懸念すべきことです」

折しも、20世紀初頭の有名俳優のパブリシティ権の失効を控えている。今後、見覚えのある顔ぶれがホログラムやスクリーン、ゲームに次々と出現するようになるだろう。技術の発展に後れをとらないよう、法律を整備する必要性も当然のことながら出てくるはずだ。

遺族の利益を守り、“再創造”する

Worldwide XRのクロイドによると、同社は有名人のこうした遺産を保護することで、第三者が間に入ってきて権利を押さえられてしまう事態を防ぐことを目指しているという。さらに、協議は必ず亡くなった有名人の家族と共同で行い、蚊帳の外に置くことはないという。反発の声について聞かれたクロイドは、次のように語る。

「こうした手法は歴史上の偉大な人物たちにとって、それぞれの人生と作品を讃える方法のひとつなのです。さまざまな意見があることは承知していますが、どうか眉をひそめないでください」

そして次のように続けた。「本質的な話をすれば、わたしどもの業務は顧客である遺族の利益を最大限に守ることです。残された資産がどうなるのかは誰にもわかりません。それらを保護して創造することが、わたしたちの目的なのです」

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