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全米の研究機関に送られる“ミニカー”が、自動運転技術の進化を加速させる

こうしたミニカーは、実車と比べてはるかに安価でもある。自動運転技術のフルサイズのテストカーは、レーザー光を用いたセンサー「LiDAR」のような高価なハードウェアを必要とし、そのコストは何百万ドルになることがある。しかし、バークレー校のミニカーはたったの500ドル(約54,000円)で制作可能で、よりサイズの大きいジョージア工科大学のミニカーですらコストは14,000ドル(約152万円)ほどだ。

この程度のコストであれば、学部生に改造させて荒れた路面で走らせ、クルマが地面に強く叩きつけられたとしても“卒倒”せずに済むだろう。そしてNSFの助成金のおかげで、研究者ならF1tenthのミニカーを無料で入手できる。

自動運転のミニカーは楽しいものでもある。F1tenthは年に2回の自律走行車レースを開催しており、多くの大学がこれに参加したがっている。さらにMITでは同校のミニカーを、中学や高校に通う女子学生たちがロボティクスに親しむための手段としても利用している。

「これは大きなオモチャのようなものです」と、ジョージア工科大学で博士号を取得したゴールドファインは言う。ゴールドファインはミニチュアの自律走行車での経験を生かし、大きな自律走行車にかかわる仕事に就いた。彼はいま、トヨタ・リサーチ・インスティテュートで、この技術の構築に取り組んでいるところだ。

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