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ボルボの高級PHV「ポールスター1」は、何度も試したくなる刺激に満ちている:試乗レビュー

 ボルボの高級EVブランド「ポールスター」の第1弾となるプラグインハイブリッド車「ポールスター1」の運転は、刺激に満ちている。決して従来型エンジンとEVの妥協というものではなく、モーターに加えてスーパーチャージャーとターボチャージャーを組み合わせた走行体験は刺激的で、独特の風味で知られる北欧名物の黒いキャンディのようだった--。『WIRED』US版による試乗レヴュー。

TEXT BY ALEX DAVIES

TRANSLATION BY KAREN YOSHIHARA/TRANNET

WIRED(US)

SUVやクロスオーヴァーSUVが席巻しつつある市場において、流線形のクーペは際立つ存在だ。PHOTOGRAPH BY POLESTAR
SUVやクロスオーヴァーSUVが席巻しつつある市場において、流線形のクーペは際立つ存在だ。PHOTOGRAPH BY POLESTAR

北欧で人気の「ターキッシュペッパー」という黒いキャンディ(サルミアッキ)は、独特の風味で知られている。これを口に放り込むことは、魅惑的な知覚の旅に身を委ねるようなものだ(その独特の風味ゆえに、ほんの数秒で吐き出してしまわなければの話ではある)。この黒いキャンディが口のなかで溶け広がると、リコリス、塩、塩化アンモニウム(冗談ではない)といった成分が、さまざまな組み合わせで舌やのど、そして鼻までも刺激する。

この感覚は、あるクルマの運転にもどことなく似ている。ボルボの高級電気自動車(EV)ブランド「ポールスター」の第1弾となるプラグインハイブリッド車「Polestar 1(ポールスター1)」だ。言うなれば、どきどきするような体験であり、北欧的でもある。そして一度体験したあとに、もう一度試してみたくなるのだ。

型破りなPHV

スウェーデンに本拠を置く「ポールスター(Polestar)」ブランドは、かつてボルボのレーシングカーを開発していたこともある。そのブランドが2017年に刷新され、高性能EVの開発にフォーカスして生まれ変わったのだ。

そのデビューを飾るこのクルマには、いくらか妙なところがある。

まず、ポールスター1はプラグインハイブリッドカー(PHV)だ。過去を振り返ってみると、PHVは従来型のエンジンを完全に排除したクルマへの足がかりであり、それまでの妥協点として投入される先行モデルのような存在とみなされてきた。

PHVは、最近では時代遅れですらある。バッテリーの価格が下がってきたことで、ほとんどの自動車メーカーが完全なEVに焦点を当てるようになってきたからだ。

それにポールスター1は、車体に対して通常より大型のバッテリーを搭載した型破りなPHVである(バッテリー容量は34kWhあり、最大航続距離は80マイル=約130km近くになる)。2?のガソリンエンジンは、スーパーチャージャーとターボチャージャーの両方という珍しい組み合わせになっている(とはいえ、ボルボにとっては珍しいものではない)。

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