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生まれ変わった「ランドローバー ディフェンダー」は、伝統を受け継ぐ“未来志向”の本格SUVだ

従来の計器類があるべき場所にも12.3インチのデジタルディスプレイが収まり、インタラクティブにさまざまな情報を表示する。オプションの前席ジャンプシートを選択した場合、最新の「レンジローバー イボーク」でも用いられた「ClearSightインテリア・リアビューミラー」が搭載されるほか、ボンネットを“透明”にした画像を示してクルマの取り回しを楽にしてくれる「ClearSightグラウンドビュー」も継承される。

これらに加えて、新型ディフェンダーが装備する最新世代のヘッドアップディスプレイは、動画をサポートできるようになり、中央のタッチスクリーンの表示画像を投影できるようになった。表示できる画像には、オフロード環境でドライバーをアシストするガイドビジュアルも含まれる。

オプションは充実

ランドローバーは同社の最新モデルの能力を、「D7x」と呼ばれる新設計のプラットフォームによって大幅に高めることができた(「x」が意味するのは、もちろん「エクストリーム」だ)。

熱心な四輪駆動の愛好家なら、常時全輪駆動、2速トランスファーボックス、ロッキングデフ、次世代の「Terrain Response」システムといったフレーズに胸を高鳴らせるに違いない。しかし、われわれを歓喜させたのは、一連のライフスタイルにまつわるオプションだ。

このクルマの渡河能力は最大水深900mmと、クラストップレベルにある。アプローチアングルとデパーチャーアングル(バンパーとタイヤをつないだ線が地面となす角度のこと。前者はフロント側、後者はリヤ側)、ランプブレークオーバー・アングル(前後輪それぞれの接地点から車体中央をつないだ角度)も、110モデルでそれぞれ38度、28度、40度を誇る。

オーナーは、さまざまなオプションも選べる。専用設計のルーフテント(われわれはルーフテントが大好きだ)や、リモコン付き電動ウインチのほか、車体側面に搭載してポータブル高圧洗浄機やファーストエイドキットなどを収納できる、カスタマイズ可能なパニアケースなどだ。

「新型ディフェンダーは、ルーフに最大168kgまでの荷物を積むことができます。この驚くべき能力を生かして、ウォータースポーツの機材や冒険用の重い装備品まで、あらゆるものを運搬できます」と、ランドローバーのチーフデザイナーのアンドリュー・ウィールは言う。

オリジナルのディフェンダーのファンは、伝統の「アルパインライト」が残されたことを大いに歓迎するだろう。これはルーフ後部の左右両端に設けられたガラスパネルで、後席の乗員たちに向けてより多くの自然光を差し込ませてくれるものだ。しかし、かつての本来の目的は、アルプスの峠越えをするときにドライバーが上から峠道を降りてくるほかのクルマを目視できるようにすることにあった。

ハイブリッドモデルも用意

進化という点から見ると、やや物足りない領域のひとつがパワートレインだ。このクルマには、いくつかのディーゼルとガソリンのエンジンが用意されている。ついでに言えば、鉄のホイールを履いた簡素な商用車バージョンもある。

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