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電子たばこをやめたい? でも“禁煙”する方法は、誰にもわからない

そして電子たばこへの渇望症状を示し始めた子どもにはニコチンドロップを与える旨、親への指導も行っている。ニコチンドロップは吸入薬ではなく内服薬である。このため電子たばこを喫煙する場合よりもニコチンはゆっくり体内に吸収され、JUULを吸引する場合よりも多幸感は少ない。

高まる禁煙療法へのニーズ

レビの助言の大半は、従来の紙巻きたばこの禁煙方法に基づいている。期待できる点は、この種の薬物療法は不安感や社会の圧力への対処方法を話し合う行動カウンセリングと相まって、電子たばこに依存している人々を最終的にはニコチンから引き離すうえで役立つことだ。

とはいえ、それまでにどのくらい時間が必要なのか? どれくらいの数のニコチンパッチやニコチンガム、ニコチンドロップが使われるのか? それはまったくわからないと、レビは言う。

わが子がニコチンドロップをひっきりなしに欲しがると報告する親もいるものの、レビによると、子どもの禁煙療法をやめる時期についてガイドラインはないという。電子たばこの喫煙者は、紙巻きたばこの喫煙者よりもかなり多くのニコチンを吸っている。「ニコチン代替物がどのように効いていくのか、わからないのです」

禁煙療法の期間などに関する答えを求める声は多い。レビいわく、ASAPの電話による初回カウンセリングの件数は、この2年で6倍に増えているという。電話をかけてくるのはほとんどが子どもを心配する親であり、昨年の登録者数は2倍になったという。

Truth Initiativeは1月中旬から、メールサポートサービス「This is Quitting」(日本語では「これが禁煙」といった意味)を開始した。それ以来、13歳から24歳までの思春期の若者4万7,000人が、このサービスに登録している。グラハムの話では、毎日約170人が新規登録しているという。

これまでのところ、メールは役立つツールになりうるようだ。Truth Initiativeによると、この電子たばこ禁煙サポートサービスの利用後2週間で、ティーンエイジャーの60パーセントが電子たばこの喫煙量が減った、あるいは完全に禁煙したと報告してきたという。しかし、この人数は30日後になると減少し、禁煙を続けているのは参加者のわずか15パーセントになった。

電子たばこを入手する機会を連邦政府や地方政府が制限すると、電子たばこに依存しているディーンエイジャーは、たばこへの渇望を満たすべく紙巻きたばこを吸うようになるのではないかと、グラハムは懸念している。そうなれば「取り返しがつかない悲惨な事態」になると、グラハムは言う。

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