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マイクロプラスティックは「人新世の遺物」として未来に残り続ける:研究結果

とりわけ厄介なのは、中国に限らずどの地域でも沿岸地域の住民が増え続けるにつれ、汚染された排水やゴミによってプラスティックが海に蓄積し続ける点だ。一方で、プラスティックの生産は急増している。15年に生産されたプラスティックは4億トンだったが、25年までにはそれが倍増すると予想されている。

ようこそ「プラスティックの惑星」へ

これらのプラスティックはどれも、簡単には分解されない。なにしろ耐久性が高くなるようにつくられているのだ。

「堆積物コアのなかに残り続け、未来の文明によって発見されるでしょう。細菌を除くと、プラスティックを何らかの方法で分解できるものはほとんどなさそうですから」と、バートンは言う。「これらはどんどん小さな破片に分解されていきますが、本質的かつ化学的にはプラスティックであり続けます。人類は古い人工遺物の発見と同じように、プラスティックを発見するようになるでしょうね」

広域にわたる遍在性と環境に残り続ける能力を考えると、マイクロプラスティックは人類が環境に極端に干渉する時代である人新世を示す優れたマーカーになるのではないだろうか。

バートンは次のように語る。「プラスティックが優れたマーカーにならないはずはありません。1940年代半ばに本格生産が始まり、生産された数字が記録され、どのように増えていったのかがわかっているのですから」

ようこそ「プラスティックの惑星」へ--。それは、われわれの環境における恥ずべき“遺産”なのだ。

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