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これからの人工知能を、もっと「人間中心」に--気鋭のAI研究者、新しい研究所を立ち上げた理由を語る

--グーグルのクラウド部門で、AIと機械学習のチーフサイエンティストを18年末まで務めていらっしゃいましたね。そのあと、同社の顧問に一時就任していましたが、最近になって関係を絶ったかと思います。こうした業界での経験は、AIが社会をどのように形成するのかというテーマに対するあなたの考え方に影響を与えたのでしょうか?

また、グーグル在籍時代に漏えいした電子メールでは、従業員たちの抗議行動につながった米国防総省との契約についてあなたが議論したことや、グーグルがAIの利用に関して許容できる範囲を示したガイドラインを発表したことが明らかになっています。

大学を離れてグーグルで過ごした20カ月間、わたしは大いに啓蒙されました。さまざまな業界が抱えている弱みや課題、そして機会に耳を傾けることで、インスピレーションが得られたのです。多くの重要な検討課題を解決して世界を救うという点で、AIには大きな役割があるという思いがさらに強まりました。

しかし、わたしたちはこれまでにないほど思慮深くかつ人間中心のやり方で、そのような取り組みの方向性を照らす必要があります。また、AIの研究者として、責任あるAIガイドラインの策定に貢献できたことをわたしは誇りに思っています。

HAIが10年後に率いる世界

--HAIが成功を収めたら、いまから10年後の世界はどのように変わるでしょうか?

わたしが何よりもHAIに望んでいるのは、AIに関する実務家や開発者、リーダーとして活躍する人材の多様性をより豊かにすることです。そして、人間がよりよく健康的に暮らし、より安全かつ生産的に働けるように支援する技術を提供したいと考えています。

また、AIリテラシーがさらに広く行き渡ることを強く望んでいます。ジャーナリストだけでなく、政策立案者、教職者、一般市民の間においてもそうなってほしいです。これは、大学教授がすべての人にプログラミングの技術を学ばせたがっているといった話ではありません。もっと多くの人に、AIを指導する取り組みに加わってほしいということなのです。

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