PR

WIRED WIRED

映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』予告編から浮上した、いくつもの疑問

Messenger

別の時間軸で起きた物語なのか?

とにかく可能性としては、デウス・エクス・マキナ(紛糾した事態を収拾する神)が現れ、塵となって散ったアベンジャーズのうち少なくとも何人かを救ってくれるのだろう。

それにしても興味深いのは、この最新トレイラーがその説を裏付けているように見えるところだ。

いや、今回のトレイラーで明かされたプロットは、必ずしもサノスの卑劣な行為のあとにピーター・パーカーが復活したことを意味するものではない。この映画は、例えば『インフィニティ・ウォー』以前を舞台にしているか、またはどこか別の時間軸で起こっている可能性もある(スパイダーバースのどこかだろうか?)

ただ、そういう展開は、あまりマーベル・シネマティック・ユニバースらしくない。『ファー・フロム・ホーム』の米国公開は7月5日だ。『キャプテン・マーベル』が3月8日米国公開(日本公開3月15日)。『アベンジャーズ/エンドゲーム』(つまり、誰が死んだままで、誰が復活するのかという謎が明らかになるであろう作品[日本語版記事])の公開は4月26日だ。

『キャプテン・マーベル』のように、アベンジャーズの成り立ちについて語るために時をさかのぼってストーリーを展開させる作品は別にしても、通常マーベル・シネマティック・ユニバースの作品は順を追ってつくられている。壮大な締めくくりに向けてストーリーを構築していけるようになっているのだ。

そういえば、スパイダーマンシリーズを制作しているスタジオ(ソニー)のトップ、エイミー・パスカルも、今度は『エンドゲーム』の「すぐあと」が舞台になると発言していた。そういう話もある。

世界の主要都市は無事?

これらをすべて信じるとすれば、この予告編では、スパイダーマンの復活が証明されているということになる。劇場公開されるまではいろいろと秘密にして、みなを一喜一憂させるのがスタイルとなっているこのシリーズにしては、珍しいネタばらしだ。

それはそれとして、このトレイラーから何がわかるだろうか? まずひとつには、ニューヨークやロンドン、ヴェネツィアといった都市はどうやら無事のようだ。そこに暮らす人たちも、半分が滅亡したようには見えない。

『インフィニティ・ウォー』のラストで、何人のヒーローたちが塵になったかは観客に示されていたが、主要な都市への影響については特に描写がなかった(もちろん、クレジット後には、エージェント・ヒルとニック・フューリーがどこかの街をクルマで走っているシーンがあったが、あれは別だ)。こうした大都市が大惨事に見舞われなかった可能性もあるが、それにしても、なんということはなく日常生活に戻っているとは考えにくい。

情報サイト「Mashable」の記事で指摘されているように、「普通の人たちは、サノスの“指パッチンによる終末”が引き起こしたトラウマに苦しんでいるように見えない」のだ。また、ピーター・パーカー自身も、死から復活したばかりの人のようにふるまっていない、という点もある。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ブランドコンテンツ