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新型iPhoneも「超高額」になるが、それでも誰もが購入する

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通信・メディア業界の市場調査会社であるOvumによると、iPhone Xは発売から1年を経て、iPhoneの全販売額の約3分の1を占めるようになった。Ovumのアナリストのダニエル・グリーソンは、「アップルが自社のテクノロジーを駆使してユーザーにとって価値ある体験を生み出し、高級ブランドとしての地位を保っていく限り、同社がiPhoneの販売から巨万の富を得る状況は続くでしょう」と話す。

言い換えれば、アップルのファンにとって価格は問題ではない。リンゴのマークが付いている限り、値段がいくらでも買ってくれるというわけだ。

OSから利用体験まで一気通貫できる強み

ファイナンシャルプランナーのルーク・ウォーカーはロンドン在住で、最初に買ったiPhoneは「iPhone 4」だった。アップルストアで事前予約したが、受け取ってからわずか6時間後に落として角がへこんでしまった。ウォーカーは「すごくショックでした。以来、たくさんのケースにとんでもない額をつぎ込んでいます」と言う。

いまでは2年ごとに新機種に買い換えているが、これは携帯電話の契約更新に合わせるだけでなく、古いモデルでは「iOS」のアップデートに性能が追いつかなくなるのが嫌だからだという。「iPhone 8を新品で買ったときには、しばらくはこれでいけるだろうと思っていました。でも、たいして時間が経っていないのに、もう新モデル発売のニュースに目を光らせていますよ」

その価格にもかかわらずウォーカーがiPhoneを選び続ける理由は、OSだ。彼は「iOSは本当に素晴らしいと思います。デザインが秀逸ですし、動きも速く、とにかくAndroidより断然使いやすいですね」と話す。「iPhoneからの乗り換えを考えるとしたら、Android携帯の無料トライアルか何かがある場合くらいでしょう」

 アップルは旧モデルにも最新OSを適用できる余地を残すことで、その利用体験の価値を高めようともしている。PHOTOGRAPH COURTESY OF APPLE

もちろん、高価なスマートフォンはiPhoneだけではない。サムスンのフラッグシップモデルも同じくらい価格が高い。ただ、アップルが特異なのは、顔認証システム「Face ID」からユーザビリティの改良のような細かい部分まで、常に新しいテクノロジーを世に送り出している点だ。

例えば搭載するカメラは、性能そのものでは競合製品が優れている場合も多い。しかし、ユーザーインターフェースなどの使いやすさと実際に撮れる写真のクオリティがあるからこそ、iPhoneは世界で最も使われているカメラになっていると指摘するのは、アップルの動向に詳しい業界アナリストのカロリーナ・ミラネシだ。

さらに、Androidを搭載した機種にはメーカー同士の競争があり、それが価格の引き下げ要因となりうる。これに対し、アップルはデヴァイスだけでなくOSも自社で賄っているために、販売価格を管理するのが容易だ。Ovumのグリーソンは、OPPOやOnePlusのようなハイスペックのモデルは、アップルではなくむしろサムスンにとって大きな脅威だとした上で、「アップルユーザーは非常に強い忠誠心をもっています」と付け加える。

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