PR

WIRED WIRED

人工知能vs.プロゲーマーの闘い、人間が制する――その戦術から見えたAIの「弱点」と可能性

Messenger

AIは攻撃が完璧でも、戦略に欠けていた

OpenAIがDota 2をターゲットとしてるのは、このゲームが(見た目は別として)チェスや囲碁よりも数学的に複雑だからだ。

Dota 2は、チームメンバー5人がそれぞれクモや魔術師、ケンタウロスといったヒーローを選び、相手チームの本拠の破壊を目的に戦うゲームである。そしてこのゲームにおけるボットたちの負け方からは、経験やデータを通じて難しいタスクを学習させる機械学習の限界が浮かび上がってきた。

意思決定を行うソフトウェアにデータを数学的にレンダリングする手法は、音声認識といった一部のタスクでは非常に有効だが、戦略や計画といったタスクでは簡単には効果を発揮しない。

例えば今回の試合で、OpenAIはpaiNよりも多いキル数を記録していた。試合の実況者たちは、完璧なタイミングで繰り出される組織的な攻撃に驚いていたほどだ。人間チームには抵抗不可能にも思える攻撃である。

しかし、戦略面ではボットが遅れをとっており、勝利に必要となるリソース収集と割当てで多くのチャンスを逃していた。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ブランドコンテンツ