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【実録】「昆虫食」だけで2週間を過ごしてみた

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ゲテモノからビジネスチャンスへ

いまや昆虫食は「Fear Factor」[編註:挑戦者がゲテモノ食いやスタントといった3つのゲームに挑み賞金を争奪する米国のテレビ番組]に登場する奇妙なものから、ビジネスチャンスへと進化した。

米国の食用昆虫企業最大手のアスパイア・フード・グループは、現在までに1,800万ドルを調達している。18年3月にはコオロギプロテインバーを製造しているExoも買収し、食用昆虫のメガブランドへと成長中だ。

アリエル・ザッカーバーグ(マーク・ザッカーバーグの妹)は、これまでに少なくとも2社の昆虫食スタートアップに投資を行っている。コオロギ養殖を手がけるカリフォリニア州サンレアンドロのTiny Farmsと、コオロギ製品を製造しているサンフランシスコのBitty Foodsだ。

また「Shark Tank」[編註:起業家が投資家の前でピッチをして投資を募る番組。「マネーの虎」の米国版]では、実業家のマーク・キューバンがChapulのコオロギプロテインバーに50,000ドル、Chirpsのコオロギチップスに10万ドルの出資を申し出ている。

最大のハードル「不快感」

というわけで、わたしは2週間のあいだ肉を食べるのを控え、代わりに虫由来のタンパク質が豊富な食事をとる決意をした。

わたしの栄養分たちは、オースティンやソルトレイクシティ、サンフランシスコ、ニューヨーク、デンヴァーなど各地を拠点とする10近い専門店から送られてきた。わたしはそれらを緑のトートバックに保管することにした。妻はそのトートを「Bug Bag(虫バッグ)」と呼んでいる。

こうして完成した虫の宝庫を眺めていたら、気分が悪くなった。食用昆虫市場は拡大する一方で、虫のどか食いのメインストリーム化にはひとつ大きなハードルがある。不快要素だ。

わたしの過去唯一の昆虫食体験は、トラウマになった。20代のころ、馬鹿げた遊園地のプロモーションのために生きたマダガスカルゴキブリをやっとの思いで飲み込んだのだ。

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