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【実録】「昆虫食」だけで2週間を過ごしてみた

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 いまや有名レストランや球場のメニューにも登場している「食用昆虫」。そうはいっても、虫を食べることに抵抗感をもつ人はまだ多い。そのひとりである『WIRED』US版ライターが、なんと昆虫食だけで2週間を過ごした。昆虫食にトラウマのあった筆者が、2週間で3食すべて昆虫を食べられるようになった理由とは?

PHOTOGRAPH BY AARON TILLEY
PHOTOGRAPH BY AARON TILLEY

ある日、シカゴの自宅の玄関に「昆虫」たちが群れをなしてやってきた。コオロギ、バッタ、イナゴ、ミールワーム、アリ……。みんな到着時には死んでいて、ジッパー付きの袋やガラス瓶に葬られている。

最近までわたしのアパートの部屋は虫に占拠されていた。でも間もなく、わたしの食事もまた虫たちに占領されることになるだろう。

わたしが昆虫の乾物や虫ベースのチップス、グラノーラ、プロテインバーなどの侵入を許したのは、大義のためだ。

食用昆虫--米国食産業の急成長分野と謳われ、マーケットリサーチャーのなかには2023年までに市場規模が1.26億ドル(約139億円)になると予想する人もいる。差し迫る世界規模の食糧難への解決策としても、たびたび提案されている。

有名レストランや球場のメニューにも「虫」

世界では20億人が1,900種類以上の食用昆虫を食べているという。しかし、それが欧米にやってきたのは2000年代後半のことだ。広めたのは、世界の終わりに備える「プレッパーズ」と呼ばれる人々や、人工物をとらないハードコアなパレオダイエットの実践者、プロテインを溜め込んだ体力勝負のアスリートといった、一部のアーリーアダプターたちである。

いまでは、コペンハーゲンの「Noma」、サンパウロの「D.O.M.」、シカゴの「Mi Tocaya Antojer?a」といった有名レストランもメニューに虫を取り入れている。

また、シアトルマリナーズの試合では観戦メニューにバッタの素揚げが加わり、先シーズンは3試合で合計約18,000匹のバッタが食されたという。あまりに人気が出たため、販売数に制限がかかったほどだ。

さらに、全米最大のスーパーマーケットチェーンのクローガーは、最近コオロギの粉末を原料としたチップス「Chirps」の販売契約を結んでいる。

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