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実現するか? 英国の次世代戦闘機 自国開発にこだわるも…ハイテク技術と高騰する開発費が課題に

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実現するか? 英国の次世代戦闘機 自国開発にこだわるも…ハイテク技術と高騰する開発費が課題に

 英国防省が次世代戦闘機「テンペスト」の開発を国内で行うことを明らかにし、実物大模型を発表した。英国はEUからの離脱や米国の内向きな姿勢によって、協力関係にあった有力メーカーと疎遠になることが予想される。こうしたなか、最先端技術を詰め込んだ新世代機の開発を進めることができるのか。

英国で7月に開かれたファーンボロー国際航空ショーで公開された次期戦闘機「テンペスト」のイメージモデル。PHOTO: MARY TURNER/BLOOMBERG/GETTY IMAGES 英国で7月に開かれたファーンボロー国際航空ショーで公開された次期戦闘機「テンペスト」のイメージモデル。PHOTO: MARY TURNER/BLOOMBERG/GETTY IMAGES

英空軍の次期戦闘機「テンペスト」の開発は英国主導で進められるようだ。英国防省が次世代機の開発は国内で行うと、7月に開かれた発表会で宣言したのである。英国は欧州連合(EU)からの離脱を決めたが、自分たちの軍事力がどれだけ優れているかを証明することで、安全保障上における欧州の同盟国だけでなく、国際社会からの孤立を深める米国との関係を変えていきたいと考えている。

現行の主力戦闘機「ユーロファイター・タイフーン」とロッキード・マーティン「F-35」は、どちらも国際的な共同開発によって生まれた。テンペストはこれら現役の従兄弟たちのさまざまな要素を取り入れながら、その技術に改良を施していくことになるだろう。

ファーンボロー国際航空ショーで披露された実物大模型は、2基のエンジンと水平尾翼2枚を備え、ロッキードのステルス戦闘機「F-22(ラプター)」を彷彿とさせる。ただ、F-22がジェット戦闘機としては第5世代に属するのに対し、テンペストは第6世代となる(F-35も第5世代で、ほかにはロシアのスホーイの「Su-57」、中国の「J-20」なども同様だ)。米露中に加え、フランスとドイツも第6世代ジェット戦闘機の開発を進めている。

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