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地球温暖化で自殺やうつ病が世界的に増加する 研究結果

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海面上昇や、激しさを増すハリケーンの直接的な危険を受けない場所に住む人々であっても、この影響からは逃れられない。今世紀の終わりには、平均的な米国人が35℃以上の気温に耐えなければならない日は、いまの4~8倍に増えると予想されている。

なかでも、アリゾナ州の住民は特にひどくなる。気温が35℃以上になる日は、現在の年平均116日から200日以上に急増するのだ。気温が高くなるほど自殺率が高くなるという相関性は、いくつかの調査で指摘されている。

『Nature Climate Change』に今年7月23日付で発表された大量のデータに基づく論文では、米国においては郡レヴェル、メキシコでは地方自治体レヴェルで、気温と自殺に関する統計をまとめている。比較されているのは、これらの小さな地域同士ではなく、カリフォルニア州パロアルトの09年7月と10年7月の月平均気温のように、それぞれの地域自体だ。各地域間の貧困率や銃の所有率などの要因の違いは調整されている。いずれも自殺率に関連があるからだ。

調査で明らかになった自殺率の上昇は、少ないといえるかもしれない。自殺率は月平均気温が1℃上がるたびにメキシコで2パーセント、米国で0.7パーセント上昇する。この関係性は複雑だ。自殺率には世界中でばらつきがあり、自殺率が最も高い場所が必ずしも気温が最も高いわけではない。しかし将来を考えると、住民の健康に与える影響は甚大なものになる可能性がある。

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