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自律走行車の普及は、都市を本当に「幸せ」にするのか?

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自律走行車の普及を待ち望む声は日々高まっている。一方で、自律走行車が普及すればするほど、都市のモビリティは低下して自治体が破綻する可能性があるのだという。果たして自律走行車は都市を幸せにするのか。ここで立ち止まって再考してみてはどうか--。ハーヴァード大学法科大学院教授で、都市のテクノロジー利用や通信政策などを専門とするスーザン・クロフォードによるコラム。

TEXT BY SUSAN CRAWFORD

TRANSLATION BY NORIAKI TAKAHASHI

WIRED(US)

PHOTO: KIM KULISH/CORBIS/GETTY IMAGES
PHOTO: KIM KULISH/CORBIS/GETTY IMAGES

ミシガン州アナーバーで2018年6月、大半が白人男性からなる125名が名刺を携え、「モビリティ」について考えるために明るく照らされたホールに集まった。ここでいう「モビリティ」は、スマートフォンやクレジットカード、そして自律走行車など、さまざまなテクノロジーをぼんやりと説明するバズワードだ。この言葉が将来、都会の住人が行きたいところに行けるように既存の公共交通機関をまとめていくだろう。

このとき開かれたのは、持続可能でスマートな都市の実現性を議論しているNPO「Meeting of the Minds」のカンファレンスである。都市は「自律走行の革命」に備えなければならない--このように唱えられると、会場は一段と盛り上がった様子だった。

会場のホールから1時間以内の場所には、自動車メーカーのほとんどの研究施設が集まっていた。このため参加者は、特定の状況下ですべての操作をシステムが行う「レヴェル4」の自律走行車の開発が加速していることを知っていた。

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