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木星の衛星エウロパには生命が存在? NASAの探査計画が進行中

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地球外生物が存在しうる場所

ガリレオが1997年に接近通過(フライバイ)したときに記録された3分間のデータストリームのなかで、ガリレオのプラズマ波計測器は荷電粒子の異常放出を検出していた。また、木星のそばにいたとき、機内の磁力計はエウロパを包む磁場の変化を記録した。

賈はこの2つの異常を、地表下にある火山性の「ホットスポット」から冷たい海水の間欠泉が噴き出したときの「大気攪乱と非常によく似たものだ」と考えた。噴出した海水が大気の粒子にエネルギーを与え、このなかを通過したガリレオがこの特徴を検出したというわけだ。

賈と同僚は自説を証明するために、このデータをモデリングプログラムにかけた。ガリレオの観測結果を、ハッブルの画像に基づいた同サイズのプルームから予測される結果と比較できるプログラムだ。

「プルームモデルをテストしたところ、(ガリレオの)観察結果と一致することがわかりました」と、賈は今年5月14日に開催されたNASAの記者会見で話した。同時に、研究成果を『Nature Astronomy』誌に発表した。

この見事な科学的な分析により、地球外生物が存在しうる場所としてのエウロパの可能性が急上昇した。惑星の地表から液体の水が噴き出している場合、その下には非常に興味深い「何か」が生存している可能性がある。

NASAのカッシーニ・ミッションにより、17年には土星の惑星「エンケラドス」から水素が噴出しているのが判明した。この氷の地表下に、生命の元となる熱水噴出孔が存在する可能性について憶測が飛び交った。

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