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IBMの新しい人工知能は、人間を「論破」する能力を身につけた

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黒い自立型スクリーンという姿

IBMが18日に行ったデモは、同社のスーパーコンピューターである「ワトソン(Watson)」が11年に、米国の人気クイズ番組「Jeopardy!(ジョパディ)」のチャンピオンに勝利した[日本語版記事]ことを思い出させるものだった。

6年前からIBMが開発してきたディベーターが対決した相手はザフリルと、イスラエルの学生ディベートチャンピオンになった経歴をもつノア・オヴァディアだ。ディベートが行われた時間はどちらも20分だった。

最初のオヴァディアとの“対決”で、ディベーターは「政府が宇宙探査に補助金を出すべきだ」との立場で議論を展開した。次のザフリルとのディベートでは、「遠隔医療をより広い範囲で実施すべきだ」と主張した。

ディベーターは、人間と同じくらいの高さと幅をもつ黒い自立型スクリーンの姿をしていた。どちらのディベートでも、ディベーターは落ち着いた女性の声で肯定意見を4分間述べた。そのあと、人間の対戦相手が否定意見を4分間述べ、互いに議論した。最後は、双方が2分間の最終弁論を行った。

人間よりAIのほうが聴衆の心を動かした

「Siri」や「Alexa」とたくさん話をしたことがある人なら、イスラエルのハイファにあるIBMの研究所がディベーターの開発に取り組んでいることに感謝するだろう。音声認識技術の信頼性はかなり高くなっているが、言葉のニュアンスを捉えるのはコンピューターにとって非常に難しい。それぞれの発言がやりとりの複雑さを拡大する会話の場合は、特にそうだ。

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