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中国の廃プラスティック輸入規制は、世界の環境汚染に歯止めをかけるか

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世界中でプラスティック規制が進む可能性

サンフランシスコのようなインフラやリソースがすべての都市にあるわけではないし、中国は廃棄物の受け入れを拒否し続けるだろう。そうなると、大量のプラスティックが行き場を失い、最終的には各国に溜まっていく。

それらは焼却処分されるかもしれないし、埋め立て地に積まれていく可能性もある。中国の近隣諸国が余剰分を処理できなければ、周囲にプラスティックが流出する恐れもある。そんなことになれば、水中の内分泌攪乱物質(いわゆる環境ホルモン)や海洋の汚染物質[日本語版記事]が増えるだろう。

ブルックスは現在のプラスティック処理をめぐる問題に関して、今後生じる廃棄物については政治家がもっとよい計画を立てたり、廃棄物を完全になくしたりすることを期待しているという。同氏の研究結果では、取引されるプラスティックの約90パーセントは、使い捨てのポリマーだった。

このデータに後押しされて、各国政府が使い捨てプラスティックを削減する規制を導入することをブルックスは願っている。「わたしの夢は、これが十分に大きな警告となって、新たな国際協定の制定へと繋がっていくことです」

中国の輸入中止を受け、EUはすでに使い捨てプラスティックへの課税を検討している。サンフランシスコのように、廃棄物の汚染除去に乗り出す都市も今後増えるだろう。あるいは、プラスティック全体の量を減らすことも始まるかもしれない。

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