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「太陽の謎」を解明できるか?  打ち上げが迫ったNASAの宇宙探査機の秘密

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「太陽の謎」の解明を目指す

科学者はパーカー・ソーラー・プローブが収集するデータによって、地球上の通信信号に大きな被害をもたらす太陽フレア[日本語版記事]の発生や宇宙天気について理解を深め、予測できるようになる。4年をかけてつくられたパーカー・ソーラー・プローブは、宇宙における耐用年数が7年以上とされ、太陽の謎を明らかにする根本的な疑問にも答えてくれるだろう。

例えば、コロナは太陽の表面と比べて300倍も熱い。このミッションを担当し、ジョンズ・ホプキンズ大学応用物理学研究所の主任科学者であるニコラ・フォックスは次のように説明する。

「太陽の表面から離れるにつれ、高温ではなく低温になるはずです。高温になる理由については諸説ありますが、太陽のなかを飛行しないと理論を検証できません」

フォックスらは「時速100万マイル(約160万km)で太陽から地球に向けて放出される電離した気体である太陽風が、太陽から離れるにつれ減速するのではなく、加速する理由も知りたい」と考えている。太陽風は、地球の磁場を撹乱(かくらん)して停電を引き起こしたり、軌道衛星や国際宇宙ステーションに搭載されている電子機器をショートさせたりする恐れがあるのだ。パーカー・ソーラー・プローブが収集するデータは、こうした現象の予測に使用するモデル構築に役立つだろう。

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