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進化しながら「歩行」を学ぶ四脚ロボット「Dyret」 オスロ大研究者らが開発

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従来のロボットとは異なり、Dyretには歩き方をはっきり指定するコードは組まれていない。Dyretは特別なアルゴリズムと、長さを自動的に変えることで重心を調節する四肢によって環境に適応している。

これは「進化ロボット工学」というロボティクスの新分野だ。初めて歩く地形の歩行方法を、人の手助けなしでロボットにマスターさせられる可能性を秘めている。

失敗を重ねながら歩き方を学んでいく「Dyret」

ロボットが繰り返す“突然変異”

生物ではない機械を自然界の有機体のように進化させる--。これはつまり、ロボットを「自然選択説」に従わせるということである。

有機体の進化が起こる一因は、突然変異だ。変異が有益なものであれば、ある個体は生活環境に適応するための何か(周りによくなじむ体色など)を手に入れることになる。

結果この個体は生き延び、より多くの子孫を遺す。こうして、環境に適応した遺伝子が後世に受け継がれる。死という方法によって、自然淘汰は生物の集団から環境に理想的ではない遺伝子を排除するわけだ。

研究者たちはDyretの開発にあたり、まずロボットに歩くためのランダムな“解決策”を8つ与えた。そのひとつは、脚の長さを変化させることだった。

最初の8つの解決策は、どれも当たり障りのないものだった。「そのなかのいくつかを組み合わせて、新しい解決策を生み出します。まさに新世代の誕生です」と、オスロ大学で「Engineering Predictability With Embodied Cognition」プロジェクトを進めているロボット工学者のトゥネス・ニガールトは言う。

親が子どもを産むようなものだ。Dyretのコードは、解決策を少し編集して組み込む。「自然界で言う突然変異です」と、ニガールトは付け加える。

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