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巨大テック企業の給料から、ビジネスモデルの違いが見えてくる

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IBMは、近年積極的に仕事を海外に移転しているが、従業員の年収中央値は54,491ドル(約600万円)となっている。『ニューヨーク・タイムズ』が2017年9月に掲載した記事は、IBMの従業員はいまや米国よりインドのほうが多くなっていると伝えている。IBMの広報担当者にコメントを求めたが、回答は得られなかった。

同じ技術セクターに属している企業でも、年収中央値は、それぞれのビジネスモデルによって大きく異なる。例えば売上では米国最大手の半導体メーカーであるインテルは、自社でチップを生産している。6つある工場のうち3つは米国内にあり、10万2,000人の従業員の半数はここで働いている。同社の年収中央値は10万2,100ドル(1,123万円)と報告されている。

グラフィックスチップが機械学習や人工知能(AI)で広く使われているNVIDIA(エヌヴィディア)は、14万7,640ドル(約1,623万円)と報告している。NVIDIAはチップの生産を外部に委託し、従業員数は8,200人しかいない。NVIDIAの広報担当者は、同社従業員の半数は「非常に競争の激しい」シリコンヴァレーの雇用市場にいるとしたうえで、「非常に高いスキルをもち、大学教育を通じて深い専門知識を身につけており、市場においてプレミアがつく条件を備えている」と語った。

年収中央値は、ベイエリアにおける技術者獲得競争の激しさを示すものだ。米労働省によると、ソフトウェア開発者やプログラマーの賃金の全米平均は10万2,470ドル(約1,127万円)だが、ベイエリアにあるテック系企業はもっと高額な報酬を支払っている。

例えば、財務や人事の管理支援ソフトウェアを企業に提供するWorkday(ワークデイ)の場合、株主総会の議案には17万8,903ドル(約1,967万円)と書かれている。セールスフォースの中央値は15万5,284ドル(約1,707万円)。決済代行を行なうSquare(スクエア)は15万2,265ドル(1,674万円)となっている。

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