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「地球に似た惑星」は実は存在しないかもしれない

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この主張を説明する具体例としてムラリーらは、近年発見された惑星「ケプラー452b[日本語版記事]」を取り上げている。ケプラー452bは、公転する恒星が太陽に似ており、公転周期は地球に近く、半径は地球の約1.6倍とされる。米航空宇宙局(NASA)は、2015年7月の発見時に発表した報道資料で、この惑星を「地球より大型で年上のいとこ」と呼んだ。

しかし、ケプラー452bのディップは、公転周期の長い惑星のなかでも特に識別しづらいものだった。このためムラリーらは基本的に、このディップはほぼ確実に機器の問題による誤検出であると判断している。

ケプラーのデータを再分析し、機器の問題による影響を考慮に入れたところ、このシグナルが実際の惑星のものである確率は16~92パーセントという結果が出た。ずいぶんと数値の幅が広いが、いずれにしろ、先に述べた99パーセント確実という水準にはほど遠い。「ケプラー452bは、もはや確認された惑星とみなされるべきではない」と、論文は結論づけている。

だからといって、それが惑星でないと決まったわけではない。「『確実に存在するとはいえない』というのは、『確実に存在しない』とイコールではありません」とムラリーは述べる。

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