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まるで「シムシティ」 メキシコ郊外の新興住宅地を空撮 政府による無秩序な住宅計画で現れた異様な光景

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このカラフルな集合住宅は、モンテレイ郊外のアポダカにある。PHOTOGRAPH BY JORGE TABOADA
このカラフルな集合住宅は、モンテレイ郊外のアポダカにある。PHOTOGRAPH BY JORGE TABOADA

非常に単調で密集した開発地区について、タボアダは「地上からは見ることができない衝撃的な現実です」と、語る。「このような低所得者向け住宅がメキシコの主要な工業都市の郊外に数千単位で建設されていることを知って、記録に残し始めたのです」

錯視をもたらす「不気味な楽園」

タボアダは1990年代半ばにメキシコのモンテレイ工科大学で建築を学んだ。その後、大学で学んだことを自分の写真に対する情熱に生かし、第一線で活躍する建築写真家になった。

最新の作品である「Alta Densidad(高密度)」には、メキシコ各地の住宅開発地区をヘリコプターから撮影した、大判の航空写真が収められている。上空から見ると、型にはめられたように同じ形の街並みが果てしなく続き、ゲーム「シムシティ」のような視覚的な美意識を醸している。

これらの画像には、ある種の抽象的なオプ・アート(錯視の原理に基づいて特殊な視覚効果を与えるよう計算された作品。オプティカル・アートの略)風の美しさがある。それでいて徹底した幾何学性は、人間が必要とするものについて無関心であることをさらけ出していると、タボアダは指摘する。

建築写真家のホルヘ・タボアダは、こうした開発地区の建築にはある種の美しさがあると認める一方で、これらを「不気味な楽園」と呼んでいる。PHOTOGRAPH BY JORGE TABOADA
建築写真家のホルヘ・タボアダは、こうした開発地区の建築にはある種の美しさがあると認める一方で、これらを「不気味な楽園」と呼んでいる。PHOTOGRAPH BY JORGE TABOADA

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