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まるで「シムシティ」 メキシコ郊外の新興住宅地を空撮 政府による無秩序な住宅計画で現れた異様な光景

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 メキシコでは、政府による無秩序な住宅計画が進められた結果、過度に密集した低所得者向け住宅があちこちに点在している。その異様さは、空から見下ろすとさらに顕著になる。ゲーム「シムシティ」の世界か、はたまたディストピアを思わせるような「不気味な楽園」をとらえた写真を紹介しよう。

このレインボーカラーの住宅開発地区は、メキシコのヌエヴォ・レオン州の地方都市、サリーナス・ヴィクトリアにある。PHOTOGRAPH BY JORGE TABOADA
このレインボーカラーの住宅開発地区は、メキシコのヌエヴォ・レオン州の地方都市、サリーナス・ヴィクトリアにある。PHOTOGRAPH BY JORGE TABOADA

メキシコ政府は2000年代初め、国内で最も貧しい数百万人もの市民のために手ごろな価格の住宅を建設するという、野心的な計画に取り組んだ。そして最終的には1,000億ドル(約11兆円)以上を費やし、無秩序に広がる数百カ所の住宅開発に着手した。

ところが、汚職やずさんな計画、お粗末な建築方法などに苦しめられるはめに陥った。そして現在もなお、開発された住宅地の多くでは、上水道や下水道が整備されていない。

メキシコの建築写真家、ホルヘ・タボアダは数年前、出身地であるヌエヴォ・レオン州の州都モンテレイ郊外に点在する住宅地に初めて気がついた。タボアダは、そうした住宅が大規模であること、そして非常に均質的であることに驚いた。それは空から見ると、特に顕著になった。

メキシコの集合住宅を上空から撮影すると、均質に密集した様子が非常によくわかる。写真は、モンテレイ郊外のガルシアで撮影されたもの。PHOTOGRAPH BY JORGE TABOADA
メキシコの集合住宅を上空から撮影すると、均質に密集した様子が非常によくわかる。写真は、モンテレイ郊外のガルシアで撮影されたもの。PHOTOGRAPH BY JORGE TABOADA

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