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「空気から水をつくる」パネルで飲料水はできるのか? 砂漠にもち込んで、ひと晩を過ごしてみた

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このパネルなら大丈夫。ソーラーパワーで送風機が稼働すると、風が送り込まれ、風から生じる水蒸気を親水性の薄膜が閉じ込める。水滴となった水蒸気はしたたり落ちて溜まり、何層にも重なったミネラルカートリッジを通して濾過され、飲料水となるのだ。

パネルはメッシュネットワークを通じて、スコッツデールにある本社とつながっている。地形と大気中の水蒸気は常に変化するため、ゼロ・マス・ウォーターのスタッフが予測アルゴリズムをアップロードし、送風機のスピードを調整し、エネルギー効率が最大になるようにするのだ。

思い切って蛇口をひねってみると…

空が暗くなり、肌寒さを感じた。急に寒くなっただけでなく、わずかながら疑念が芽生えたからだ。パネルのサイドにある送風機が、弱々しい音を響かせる。夕暮れの光を受けながら、残されたソーラーパワーによって風が送られる。

次第に日が暮れゆくなか、懐中電灯を使って、水が出る小さな黒い蛇口を探した。息を止めてひねる。ポンプからガタガタと鈍い音が聞こえると、水が吹き出した。自然と身体が踊る。静かな砂漠のダンスだ。宴のダンスは、暖をとるのにもちょうど良かった。

ふと我に返ると、水はどんどん溢れ、無駄遣いしてしまった。どのくらいの量だったか。貯水槽を見ると、少なくとも何リットルかは溜まっている。夜を乗り超えるには十分な量だった。

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