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手術支援ロボットは革新をもたらしたが、「未熟な研修医」を増やしていた

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熟練度合いのばらつき

 増えつづける医療補助ロボットのなかで、ダ・ヴィンチはパイオニア的な存在である。すでに20年近く利用されていることを考えると、事態は深刻だ。

 しかも、このシステムに利点があるのは明らかなのである。正確で、清潔で、医師の疲労を軽減できる。だが、そんな利点がもたらされるのも、医学校で研修医がきちんと操作を学んでいれば、の話だ(ダ・ヴィンチを製造するインテュイティヴ・サージカルからは、本記事へのコメントは得られなかった)。

 そもそも、ダ・ヴィンチのシステムがふたつのコンソールを搭載しているのは、研修医がトレーニングを積めるようにするためだった。ルイジアナ州立大学の泌尿器科の研修医であるジェイク・マッコイは、「研修医は手術をモニター、またはふたつめのコンソールで見て確認します」と語る。

 「ある時点で、主治医が研修医と交代してもいい時期だと判断するか、研修医のほうから申し出たりして、研修医がロボットの操作にあたるのです」。だが、マッコイはもうすぐ研修を終えるというのに、最初から最後まで執刀したことは一度もないという。「いくつかの手技は絶対にやらせてもらえませんでした」

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