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ユーチューブのポリシー変更が生んだユーチューバーの「怒り」は、いかに銃乱射へと向かったのか

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ポリシー変更への不満をネットに投稿

 4日夜、アグダムが銃撃犯であると確認されたあと、彼女がYouTubeに開設していた多数のチャンネルや、InstagramとFacebookのアカウントは削除された。彼女の個人用ウェブサイトも同様である。

 ネット上に残っているアグダムのソーシャルメディアをたどると、彼女が「Nasime Sabz」といった別名を用いていたことが判明した。アグダムのTelegramチャンネルはいまだに公開されており、写真と動画のほとんどはヴィーガニズムに関する内容である。

 アグダムの個人ウェブサイトには、「YouTubeやその他の動画共有サイトには、閲覧数を増やすための公平な機会が与えられていない。公平な機会さえ与えられれば、チャンネルは成長するはずなのに」といった不満が書かれていた。また彼女は、ユーチューブが自分のチャンネルを視聴できないように「フィルターをかけた」とも指摘している。

 あるスクリーンショットには、アグダムのチャンネルの1つがキャプチャーされていた。そこには1,579人の登録者数とともに、そのチャンネルが収益化(マネタイゼーション)できないとのYouTubeからの通知が示されていた。スクリーンショットに日付はなかったが、ユーチューブは1月に小規模クリエーターに対する収益化の受給条件を変更している。

 このポリシー変更に伴ってYouTubeは、動画への広告掲載の条件をチャンネルの登録者数1,000人、そして過去12カ月の視聴時間の合計が4,000時間と厳格化した。それまでは利用開始から合わせて10,000回の視聴回数が目安だった。

 この変更は、小規模なクリエイターたちが動画に広告を掲載するには、これまで以上に視聴者を増やすよう求められることを意味する。過去に物議を醸す内容の動画に広告が掲載され続けたことが問題になり、ポリシーの変更につながったという背景がある。

 別のスクリーンショットには、アグダムのチャンネルの1つが1カ月に視聴回数30万回を超えたにもかかわらず、YouTubeから10セントしか受け取れなかったと不満を投稿していたことが示されている。実際のところ、条件を満たしたすべての動画が収益化の対象になっているのかどうかは、定かではない。

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