産経ニュース

ジャガーの電気SUV「I-PACE」の「妥協なき実力」が、テスト車の試乗から見えてきた

WIRED WIRED

記事詳細

更新


ジャガーの電気SUV「I-PACE」の「妥協なき実力」が、テスト車の試乗から見えてきた

 I-PACEのコンセプトカーは、約1年前のLAオートショーで初公開され、その大胆で滑らかなデザインが好評を博した。ジャガーは現在、18年中の量産モデル発売に向けて、最初にラインオフした車両のうち1台を使ってテストを繰り返している。

現時点では、まだ社外の人に運転させることはできないため、今回はジャガーのシニア・パワートレイン・プログラムマネージャーであるサイモン・パテルが、このクルマの実力を示してくれた。その様子は冒頭の動画で見ていただきたい。

ロサンゼルスという絶好のテスト環境

 ジャガーがこのクルマをLAオートショーにもち込んだのは、プロモーションのためだけではない。ロサンゼルスがテストに適した場所だからでもある。

この街の混雑した道路、高い気温、荒れた舗装は、エンジニアたちがサスペンションのソフトウェアを微調整し、NVH(騒音、振動、ハーシュネス)を最適化するのに絶好の環境なのだ。また、航続距離を最大限に延ばしながら、バッテリーと乗員の両方を適切な温度に保つための熱管理システムも、リアルな環境でテストする必要がある。

 「熱関連の問題の最終確認のために、例えばドバイのように暑い都市でもクルマを走らせています。また逆に、ロシアやスウェーデンのような極低温、雪、氷といった環境でもテストしています」と、パテルは言う。

 リチウムイオン電池の最適作動温度は約24~38℃だが、最大の出力が得られるのは、それよりさらに温度が高いときだ(約46℃)。しかし、温度が高いと長期的にはバッテリーの性能低下が生じる可能性もあり、エンジニアたちは最善の妥協点を探し当てようと努力している。

続きを読む

このニュースの写真

  • ジャガーの電気SUV「I-PACE」の「妥協なき実力」が、テスト車の試乗から見えてきた