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仮想通貨は「身近な脅威」にさらされている 改めて知っておくべきビットコインのセキュリティ対策

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仮想通貨は「身近な脅威」にさらされている 改めて知っておくべきビットコインのセキュリティ対策

物理デヴァイスによるハードウェアウォレットの活用

暗号通貨を保護するうえで重要なのは、大きな金額はハードウェアウォレット(USBメモリーのようなインターネットに接続されていない物理デヴァイス)に保管することだ。専門家は多額のコインを取引所に預けることや、スマートフォンやコンピューターのアプリに入れておくことに警鐘を鳴らしている。誰もが見られるインターネットは、悪者に侵入の機会を与えたり、不正なアクセスの許可などにつながる。

「Trezor」や「Ledger Nano S」といった安全なハードウェアウォレットの価格は100ドル未満で、設定も暗証番号とそれを忘れたときや故障の際の復元に使う「シード」(通常はアルファベットと数字の組み合わせだ)を設定するだけで簡単だ。セキュリティは非常に堅固なため、暗証番号とシードのメモは手の届くところに保管しておこう。

ただし、空き巣には見つからない場所だ。暗証番号もシードも忘れてしまったら、ハードウェアウォレットに保存された通貨を復元するのは非常に難しい。コーネル大学で分散システムと暗号を研究するエミン・ガン・サイラーは、「シードキーのバックアップを耐火金庫に入れておく」ことまで勧めている。真剣な話だ。

またそこまでしなくても、バックアップはポータブルHDDのような外部ストレージに保存しておくこともできる。ストレージデヴァイスをなくしたり、盗まれたりした場合に備えて、データは必ず暗号化しておくように。バックアップを貸金庫に預けるのもいいかもしれない。

何ごとも過信しない

ハードウェアウォレットは取引の際の承認手続きが少し面倒になるので、不便なこともある。暗号通貨へのアクセスをスムーズにしたいなら、少額をウォレットアプリに入れておいて、支払いなどを簡単に実行できるようにするのがお勧めだ。ただし、アプリに置いておくのは失ってもいい金額にとどめること。そして秘密鍵は誰にも教えてはいけない。

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