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新しい「3つのiPhone」からどれを選ぶか…究極の選択を心理学的に考察してみた

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新しい「3つのiPhone」からどれを選ぶか…究極の選択を心理学的に考察してみた

心理学で言うところの「多属性意思決定」

これは難しい決断をしなければならないことになる。

実は、こうした「決断」には心理学上の呼び名があり、各種の議論が行われている。オーストラリアにあるニューサウスウェールズ大学の認知心理学者で、『Straight Choices: The Psychology of Decision Making』(ストレートな選択:意思決定の心理学)の共同執筆者であるベン・ニューウェル教授は、「われわれが多属性意思決定と呼ぶタスクの典型的な例です」と述べる。

これは、それぞれが決断に影響する属性をもつ複数の選択肢を検討する状況を表す専門用語だ。ノートパソコンやテレビ、ミキサーなどを買うときに、仕様書を比較したり、ガジェットレヴューメディア「Wirecutter」が掲載する2万語のレヴューを読んだことのある人は、多属性意思決定に取り組んでいたことになる。

特にスマートフォンの購入は完璧な一例だ。「人々が行う選択の種類と、なぜそのような選択をしたかを調べる実験を行うときに、複数のスマートフォンで決断してもらうことはよくあります」と、ニューウェル教授は説明する(実験にはクルマが使われることも多い)。搭載されているカメラの数や品質、画面のサイズ、相対的に比較した場合のディスプレイの優位性など、構成要素の仕様別に分けて考えやすいからだ。そしてもちろん、価格も要素のひとつになる。

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