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イースター島に新たな謎 DNAに「南米の痕跡」が一切なかった古代住民 彼らはいったいどこからやってきたのか…

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イースター島に新たな謎 DNAに「南米の痕跡」が一切なかった古代住民 彼らはいったいどこからやってきたのか…

ラパ・ヌイの人口は約5,700人で、76パーセントがポリネシア系、16パーセントがヨーロッパ系、8パーセントがネイティヴ・アメリカン系で構成されている。しかし、アメリカ系はいつイースター島にやって来たのだろうか? 接触は、ヨーロッパ人がラパ・ヌイを発見してやって来たより前にあったのだろうか? これが、研究者たちの立てた問いだ。

そこで研究者たちは、ラパ・ヌイの住民たちの遺跡の骨のサンプル、特に肋骨の分析を行った。調査では、ヨーロッパ人の島への上陸に先立つ時期にさかのぼる遺物やこの年代の後の遺物が対象となった。

全ての断片の分析からは、アメリカ系との遺伝的繋がりは見つからなかった。少なくとも文化的レヴェルでいくらかの交流があったことを排除することはできない一方で、こうした接触が短く表面的だったかもしれないことを研究者たちは示した。遺伝的痕跡を何も残していないためだ。

実際、オランダ人のヤーコプ・ロッフェヘーンによる島の発見と最初の上陸は1722年のことだった。しかし、研究の著者たちが説明したように、南アメリカの住民との重要な接触は、何年もあとになってようやく生じた。実際、研究者たちによると、両住民間の本当の交流は、ネイティヴ・アメリカンのグループが現在島にいることを基にすると、19世紀頃に生じたとされる。

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