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「太陽系内部で生命が存在する最有力候補」暗闇に浮かぶ土星の衛星・エンケラドス

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「太陽系内部で生命が存在する最有力候補」暗闇に浮かぶ土星の衛星・エンケラドス

2017年3月29日に撮影された、土星の衛星『エンケラドス』の三日月。土星探査機『カッシーニ』衛星から約18万kmの位置から撮影。PHOTOGRAPH COURTESY OF NASA/JPL-Caltech/Space Science Institute

直径504kmのエンケラドスの表面を、まるで脈打つ血管のように浮き出る青緑色の割れ目は、粗粒子または結晶質の水氷からなるという。「タイガーストライプ」と呼ばれるこの割れ目からは、水素分子、塩類、単純な有機物質などを含む蒸気を噴出する間欠泉が存在することが確認されている。つまり、エンケラドスの表面下には海水が存在する可能性が高く、生命が利用できる要素が十分にあるということを示しているのだ。特に、南極付近にある4本のタイガーストライプからは、これまで100個以上の間欠泉が確認されている

米航空宇宙局(NASA)、ヨーロッパ宇宙機関(ESA)、イタリア宇宙機関(ASI)によって共同開発されたカッシーニ探査機は、1997年10月に地球から打ち上げられ、2004年6月30日に土星の周回軌道に到着。同探査機は、2017年9月15日に土星の大気に突入し、約13年にわたる長期ミッションに終止符を打った[日本語版記事]。

2017年3月29日に撮影された、土星の衛星『エンケラドス』の三日月。土星探査機『カッシーニ』衛星から約18万kmの位置から撮影。PHOTOGRAPH COURTESY OF NASA/JPL-Caltech/Space Science Institute

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