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「最大約500キロの荷物」を運搬できるイスラエルの大型ドローン(動画あり)

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「最大約500キロの荷物」を運搬できるイスラエルの大型ドローン(動画あり)

AirMuleのデモ飛行は、今年も継続される予定だ。アマゾンの「Prime Air開発センター」が設立された3カ国のひとつがイスラエルだということを考慮すると、アマゾンは、より大型の商品の発送を開始するための技術権利を持っているのかもしれない。

AirMuleは民間および軍事目的の両方に使用できるが、同機を製作したUrban Aeronautics社傘下のTactical Robotics社は、「おもに無人操作による軍事と国土防衛の市場」で使用するための航空機を専門としている。Urban Aeronautics社取締役会メンバーの半数は、少将や中佐を含む、現役および退役のイスラエル空軍将校で構成されていることも知っておくべきだろう。

AirMuleは、「日常のオペレーションにおける緊急応答システムに対し、必要とされる機能」を提供できる。また、「正確なポイントツーポイントの後方支援を実現することにより、戦闘員が必要な優位性を回復する」のを支援できるという。

精密な制御と大規模積載能力といった性能に、レーダーや赤外線スキャナーに捕捉されにくい性能を組み合わせることで、非常にステルス性の高い運搬能力を実現できる。AirMuleが厳重な警備管理体制下に置かれているのはそのためだ。

AirMuleの最大積載量は約499kgなので、ミサイル技術管理レジーム(MTCR)によって管理されている。MTCRは、大量破壊兵器や、それを輸送可能な車両を危険な人物が入手できないようにするための国際的な体制で、34カ国が参加している。

MTCRの下では、ミサイルの製造と運搬に関連する輸出品目は、ふたつのカテゴリーのいずれかに分類される。AirMuleはカテゴリーIIに分類された。これは、輸出品目として国境を越える自由が与えられることを意味する。これはUrban Aeronautics社の今後のマーケティング計画にとって、非常に望ましいニュースだ。

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