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さらに窮屈に…悪夢のような“六角形”エコノミークラス席、特許を認可

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さらに窮屈に…悪夢のような“六角形”エコノミークラス席、特許を認可

だが、このわずかな権利も危機にさらされることになった。仏航空機器メーカーZodiac Seats France社が、新しい座席の配置の特許を取得したからだ。

特許書類を見ると、(あの忌まわしい)中央の座席がむしり取られ、後ろ向きに取り付けられている。この「六角形のエコノミークラス席」では、いままで以上に多くの乗客に周りを囲まれるだけでなく、彼らと顔が向かい合わせになる、ということだ。

この座席配置の目的は、「座席の密度を高めながら、肩や腕の周りのスペースを確保できる座席をつくり出すこと」にある。たしかに、その目的は達成しているようだ。すぐ隣の客と同じ方向を向くことがなくなるため、肩の周りのスペースは広くなるからだ。また、子どもやパートナーといっしょに飛行機に乗るなら、向かい合わせに座るのもいいかもしれない。

だが、赤の他人に取り囲まれることになれば、きっと不愉快だろう。みんなが同じ方向を向いていれば、少なくとも、周りに人はいないと思い込むことができる。だが、自分の周囲に人の顔が見えていたら、そんなことは不可能だ。

1年ほど前には、エコノミークラスに座る苦痛をごまかしてくれる仮想現実(VR)ヘルメットの特許をエアバスが取得して(日本語版記事)、われわれをぞっとさせた。しかし、いまになってみるとそうしたVR技術はなかなか良いアイデアだったように思えてくる。

われわれにとって朗報なのは、この「六角形」の座席配置が特許にすぎないということだ。この座席を実現するという計画は、Zodiac社から公表されていない。実現しようとすれば、乗客がすばやく脱出できるかどうかなど、さまざまなテストに合格することが必要になるだろう。

それまでの間にお金を貯めておき、プライヴェートジェットを買うか、少なくともビジネスクラスの座席に乗れるようにしたいものだ。

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