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アメリカで広まる「ジェンダー・ニュートラル」なトイレ

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アメリカで広まる「ジェンダー・ニュートラル」なトイレ

さらに、「ニュートラル」なトイレは、家族(異なる性の親に付き添われることを必要としている子ども)にとっても、ハンディキャップをもつ人々(いつも彼らとは異なる性別の人々の援助を必要としているかもしれない)にとっても、朗報となる。さもなければ、彼らは不自由な思いをしたり、トイレの利用を諦めるよう強いられるだろう。

このような設備が根本的に重要であることの根拠に、UCLAロースクールのWilliam Instituteの研究も登場している。これによると、2013年だけでも、アンケートを受けたトランスセクシュアルの70%は、トイレの中で言語的・身体的虐待を受けたことがあると答えた。さらに、インタビューを受けた50%は、公衆トイレを避けると決めたことによって、脱水症状、尿路感染症、腎臓の感染症を含む健康上の問題を抱えたことがあると認めた。

このような深刻な問題によって、カリフォルニアでは、すでに中学校から、男性用と女性用のトイレの大部分を、トランスセクシュアルに解放するように対策が講じられた。

なにより、プライヴェートな時間を過ごす際に選択の自由を享受できること、そして侮辱を受けたり身体的に攻撃を受ける心配がないことは、ひとつの権利だ。これ以上遅らせることなく、可能なかぎり最も「快適」な形で、こうした権利を保障する必要があるだろう。

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