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アメリカで広まる「ジェンダー・ニュートラル」なトイレ

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アメリカで広まる「ジェンダー・ニュートラル」なトイレ

 アメリカでは、トイレが性別で分けられているために様々な精神的・身体的苦痛を被るLGBTの人々のために、「ジェンダー・ニュートラル」なトイレが普及しつつある。付き添いの必要な子どもや障害者にもメリットは大きい。

image: Samir Luther via flickr

アメリカでは、ゲイ、レズビアン、トランスセクシュアル、バイセクシュアルの権利をより広く認めるための戦いが、日々、重要な結果を出しつつある。同時に多くの人々の日常の中で重要となる要素にも、焦点が当てられようとしている。

「ニュートラル」なトイレのことだ。男性/女性の性別が指示されておらず、2つの「カテゴリー」のどちらだとも自認していない人に、完全な自由を残すものだ。

より早く、その必要性を察知したのは、大学だった。「異なる」と見なされた人が被害を受ける、野蛮なエピソードが起こりやすい場所でもある。

最も新しく「ニュートラル・トイレ」を備えたキャンパスに加わった大学が、イリノイ州のノース・ウェスタン大学だ。「学生たちは、自身の外見上の性別や性のアイデンティティを考えることなく、自分が安心と安全を感じることのできるトイレを選ぶことができます」と、Rainbow Alliance LGBTの代表、ミシェル・マルグリスは説明した。

これらは近年始まった戦いだが、幸運なことに、多くの学長や市長らの関心をひきつつある。現在、「ニュートラル・トイレ」の存在は、多くの都市や、国内全域に散らばる150の学校の施設において保証されている。

これもイリノイ州の話だが、その後、イリノイ州立大学は、従来「家族用」と名付けられていたトイレを、「あらゆる性」のためのトイレへと変えた。機会均等オフィスの長、マイケル・シェーン・マクレーリーによると、まさに、差別的でない環境を保証しようとする大学の努力を際立たせる動きだ。

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