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コロナ禍でも治安確保に責任 井上一志・大阪府警本部長

産経新聞のインタビューに応じる井上一志本部長=大阪市中央区の府警本部(江森梓撮影)
産経新聞のインタビューに応じる井上一志本部長=大阪市中央区の府警本部(江森梓撮影)

 1月に着任した大阪府警の井上一志本部長が22日、産経新聞のインタビューに応じた。新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、府民の安全について「われわれは警察にしかできない仕事を求められており、それに応える責任がある」と強調。感染対策を徹底し、業務を継続していく考えを示した。多発する会員制交流サイト(SNS)を悪用した犯罪には、「まずSNSを通じた犯罪の実態を周知することが大切だ」と語った。

--着任3カ月。どのような課題を感じているか

 着任時からずっとコロナがある。職員一人一人が感染防止を考えなければいけないが、仮に感染した場合は組織として対応する必要がある。警察は大阪に一つしかない。府民の方が困っていて警察が倒れたら誰もやってくれない、という仕事をわれわれは担っており、警察の業務を止めるわけにはいかない。

 大阪ではドメスティックバイオレンス(DV)や児童虐待が多い。あっという間に深刻な事態に陥る恐れがあり、積極的に関与していかなければいけないと思う。事案が家庭内で終わるのではなく、表面化して対応できるような流れができつつあるので、そこはしっかりと継続していきたい。

 --SNSを犯罪に悪用するケースが増えている

 よく分からないままSNSでやり取りし、犯罪に巻き込まれることもあり、まず実態を周知することが大切だ。大学生など実際に被害に遭うような年代の人たちの考え方も取り入れ、SNSやアプリを使うなど伝え方も工夫したい。啓発に加え、児童買春や薬物関連など犯罪につながりそうなやり取りを見つけるためのサイバーパトロールも進め、府警として早めに警告していきたい。

 --東京五輪・パラリンピックが迫っているが、テロ対策についての考えは

 世界的な行事なので、テロのターゲットになる可能性は否定しきれないと思う。十分に対策を練る必要があるが、テロ対策の目的は未然防止。起きる前に止めなければならず、国際情勢を含めた動きを早め早めに察知する努力をしなければならない。 

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