見頃を迎えた夙川公園のサクラ=30日午後、兵庫県西宮市(安元雄太撮影)
兵庫県西宮市の夙川公園でサクラが見頃を迎えており、マスク姿の家族連れらが、川面に映るサクラやせせらぎを流れる花びらなど、春の風情を満喫している。
夙川沿いには、約2・8キロにわたりソメイヨシノやオオシマザクラなど20品種1600本以上のサクラが植えられている。新型コロナウイルスの感染防止のため、同市は飲酒や宴会を避け散策して楽しむよう呼びかけている。花は今週末まで楽しめるという。
市内から友人と3人で訪れた女性(22)は、「コロナ禍で気分が沈んでいたけれど、サクラを見て明るい気持ちになりました」と話していた。