PR

産経WEST 産経WEST

ウイグル弾圧「現実知って」大阪で20日に証言者集会

中国の軍服を着用して授業を受けるウイグル人の子供たち。現地では「中国化」が進む(日本ウイグル協会提供)
中国の軍服を着用して授業を受けるウイグル人の子供たち。現地では「中国化」が進む(日本ウイグル協会提供)

 中国政府による新疆(しんきょう)ウイグル自治区の少数民族への人権侵害を知ってもらおうと、家族や友人が当局に強制収容されるなどした在日ウイグル人の証言者集会が20日、大阪府枚方市の市民会館で開かれる。主催者は「弾圧の現状を広く伝えたい」としている。

 英BBC放送は先月、ウイグル族への監視・統制を目的とした「再教育施設」で、拷問や女性への性的暴行が組織的に行われていたと報道。米国政府はこうした行為を「ジェノサイド(民族大量虐殺)」や「人道に対する罪」と認定するなど、国際社会で非難の声が高まっている。

 証言者集会は地元議員らでつくる実行委員会が、NPO法人「日本ウイグル協会」(東京)の関係者を招いて開催。同協会副会長のレテプ・アフメットさん(43)や他のウイグル人ら数人が、自身や友人の身の回りで起きた出来事について、現地の動画や写真を交えながら説明する。

 自治区内では外国との通信手段が遮断され、アフメットさん自身も2018年2月以降、家族と電話できていない。

 「父と弟は17年7月に連れていかれた。家族の居場所や生存確認すらできない状態」と嘆く。

 中国政府は「施設は職業訓練が目的で、テロ対策や貧困緩和に向けた教育を提供する場だ」と主張するが、アフメットさんは「悪いことをしていないなら、記者や外交官、ウイグル人の自由な往来を認めるべきだ」と指摘。海外にいても圧力や脅しを受けるといい、「安全な場所がなくなっている。集会に来てもらい、厳しい現実を知ってほしい」と呼びかけている。

 午後1時半開始。入場無料。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ